私は社会人になって4年目なのですが、とあるビジネスシューズのブランドを学生の頃から5年くらい愛用しています。
最近はかなり有名になってきたので今更感もありますが、知らない方には是非知って頂きたいブランドです。
革靴を履くのって疲れませんか?
初めて革靴をまともに履いたのは大学の入学式でした。
当時は紳士服店でよく見るような普通の革靴を履いていましたが、なにせこれまでの人生で革靴なんてものを履いてきませんでしたから、履きづらくてしょうがない。
靴底は一枚の板みたいに硬いし、つま先が曲がらないから足の甲が常に痛い。しかも靴底が滑りやすくていちいち気を使って歩かないといけない。
世のサラリーマンはよくこんな履きづらい靴を毎日履いているものだとびっくりした記憶があります。
しかしながら、大学3年生になって自分も就活をする頃になると、革靴を履く機会が増えてきて他人事ではなくなってきました。
せめてもう少し自分の足に合った靴が無いだろうかと、改めて革靴を買いに行ったのですが、その時に店員さんに勧めて頂いたのがテクシーリュクスというブランドでした。
テクシーリュクス(texcy luxe)
テクシーリュクスとは、かの有名なスポーツブランドのasics(アシックス)が展開しているビジネスシューズのブランドです。
というのは私も買ってから知った情報なのですが、言われてみれば確かにスポーツブランドならではの特徴を持つ製品だと思います。
テクシーリュクスの製品はどれも革靴らしい高級感があり、素材も本革です。ただし、その機能性は革靴というよりも「革靴のようなスニーカー」なのです。
テクシーリュクスの特徴1:足の甲が痛くならない
一般的な革靴にはレザーソールだけでなく、ゴムで出来たラバーソールという種類もありますが、このような曲がり方が出来る革靴は他には無いと思います。
歩き心地はまさしくスニーカーそのもので、つま先がしっかり曲げられるので、足の甲が痛くなることがありません。
ただし、その分「シワ」は付きやすいので注意が必要です。革自体はそこまで薄いものではありませんが、どうしても普通の革靴よりも靴を曲げて歩くようになってしまうため、より早くシワが目立ってくる印象があります。
冒頭の一番左の靴は4年近く履いたものですが、かなりシワが深く入っています。他の革靴も同様ですが、日頃からシューキーパーなどを入れたり、定期的にお手入れをしてあげれば長持ちするとは思います。
テクシーリュクスの特徴2:革靴なのに走れる
これは誇張ではなく、本当に全力でダッシュできます。前の仕事で1度だけ本気で走らされたことがありますが、問題無く走れました。
人が速く走るためには「つま先が曲がること」「靴底が地面をグリップすること」の2点が必要ですが、テクシーリュクスの製品は全てこれらの機能に特化して作られています。
実際にダッシュ出来る需要があるかは別として、日常の動作が全て軽快に行えるので革靴特有の息苦しさといったストレスがありません。この靴を一度履いてしまうと、もう他の革靴には戻れないです。
テクシーリュクスの特徴3: 滑らない
この写真だけ見たら革靴には見えませんよね。
靴底にスニーカーのような溝が刻まれており、歩くときも走る時もしっかりとグリップしてくれます。雨の日にタイルの上を歩く時でも全く滑らないので、「つま先から接地させる変な歩き方」から解放されます。
ただし、良くも悪くもスニーカーっぽいので、ふとした時に靴底が見えると野暮ったく見えてダサいので気をつけて下さい。
テクシーリュクスの特徴4:安価なので気兼ねなく履き潰せる
めちゃくちゃ安いというと大げさですが、安いものだと4千円台から。一番高いモデルでも1万6千円ほどです。
1足で数万円といった商品がザラにある革靴において、テクシーリュクスはこれだけの機能性を備えていながら低価格に収まっています。
革靴だからと変に気を使うことなく、気兼ねなく履きつぶせてしまう気安さがテクシーリュクスの最大の魅力ですね。
もちろん、革靴であることに変わりはありませんから、丁寧なメンテナンスをすれば長期間履き続けることができると思います。
テクシーリュクスの特徴まとめ
もしかすると、見る人が見ればすぐに看破されて、邪道だと思われてしまうかもしれません。他の革靴も履き慣れれば苦痛では無くなるのかもしれません。
「革靴が履きづらい靴である」というよりは、私自身がまだまだ革靴を履きなれていないだけなのですが、テクシーリュクスは私のような「革靴が苦手な人」にはピッタリの選択肢だと思います。
この靴は本当に履き心地が楽でびっくりするので、紳士服店などで一度ためし履きして見て下さい。最近は結構どこのお店にも置いてありますので。