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「MX ERGO」を2年使ったのでレビュー【ロジクールのトラックボール】

MX ERGOとは

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MX ERGOとは、トラックボール界のトップメーカー「ロジクール(Logicool)」が2017年9月に発売したトラックボールです。

MX ERGOはロジクール製品の中でもフラッグシップモデルに位置づけられており、長年にわたってトラックボールを扱ってきたロジクールならではの工夫を凝らした設計がされています。

トラックボールとは?

・親指でボールを転がすことでマウスカーソルを操作する機器だよ!

・手首を動かさないから疲労が少ない!腱鞘炎の予防にも!

・狭いデスクの上でも使える!

ちなみに、私はこれまで「TM-250(2009年購入)」⇨「M570(2012年購入)」⇨「MX ERGO(2017年購入)」と、約10年の間ロジクールのトラックボールをメインで使っています。

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トラックボール歴10年の私がレビューしますぜ

MX ERGOの良いところ

MX ERGOは、2年間ほぼ毎日のように使ってきた「私にとっての愛機」です。

まずは、丸2年使ったからこそ言えるMX ERGOの良いところを説明します!

チルトの角度を選べる

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MX ERGOは2段階の角度調節が出来ます。

通常の平面の「角度0°」と、斜めに角度を付けた「角度20°」の2段階です。

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20°というのは、人間工学に基づいて「人の手が最もリラックスできる角度」を研究した結果たどり着いた角度らしいです。

0°と20°の両方を試しましたが、明らかに20°の方が使いやすいです。

特に6時間くらい連続して作業してる時なんかは、手首の疲労感が段違いです。

掃除がしやすい

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前モデルのM570と同様の設計ですが、裏側の穴からボールを押すことで簡単にボールを外すことができます。

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ちなみに台座はマグネットで本体とくっついているだけなので、普通に手で外れます。

分解するとボール・台座・本体の3つになりますね。

台座とボールはウェットティッシュなどで拭くとよいです。複雑な起伏もないので、汚れが溜まることもありません。

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本体側には結構汚れがたまります。(おそらく皮脂?の汚れ)

ボールを固定する支点が3ヶ所あるのですが、ここに汚れが集まります。

ウェットティッシュや綿棒で拭き取りましょう。

ちなみに、この部分は不可視のレーザー光が出力されていますから、ボールを外す前に必ず電源をオフにすることを忘れないように!

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チルトの角度を付けているとわかりやすいですが、穴から汚れが結構落ちてきます。

これが掃除タイミングの目安になります。

ここにある程度汚れが溜まってきたら、ボールを取り外して中身の掃除をしましょう!

汚れが溜まるとボールの転がりが悪くなりますので、なるべくこまめに掃除した方がよいです。

 

塗装が全然剥げない

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これはM570から大幅に改善されたポイントです。

MX ERGOの表面は摩擦が強くて弾力のある滑り止めのような素材が使われています。

触ってみるとわかりますが、この層が非常に分厚く丈夫に作られています。

M570は1年も使えば塗装が剥げてきた記憶がありますが、MX ERGOは2年使っても全く剥げません。

ホイールクリック(中ボタン)の感覚が最高!

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これもM570からの改善点ですね。M570で個人的に嫌いだった「カチッ!」という大げさなクリック音が解消されています。

かといって「ヌルッ」という感じでもなく、音はほぼ無音なのですが指先にはしっかりしたクリック感が返ってきます。

今まで私が触ってきた全てのマウス類の中で一番好きな感覚です。

バッテリーがめっちゃ長持ち

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ロジクールの公式ページには1回のフル充電で4ヶ月持つと書いてあります。

実際は頻繁に使っていると4ヶ月は持ちませんが、2ヶ月くらいは持ちます。

毎日最低3時間は使っていますが、充電のことは意識せずに使えています。

ちなみに、バッテリーが切れる時は急に切れることはなく、かなり早い段階で警告表示を画面に出してくれるという親切設計です。

Unifyingレシーバー対応

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長年のロジクールユーザーならわかるでしょう!あの例のUSBレシーバーです!

Unifyingレシーバーとは

・ロジクールの無線レシーバーの共通規格

・1つのレシーバーで複数の対応デバイスとペアリングできる。

かつて、Bluetoothが内蔵されているPCがまだ少なかった昔は、このUnifyingレシーバーが非常に画期的な仕組みでした。

最近のロジクール製品は専用レシーバーのものがあったりしますが、MX ERGOはUnifying対応です。Unifyingを使い続けているロジクールファンの方はそのまま使えます。

ちなみに、もちろんBluetooth接続も可能なので、わざわざUnifyingレシーバーを使う必要はありません。

MX ERGOの悪いところ

良いところばかり言っててもアレなので、悪いところも頑張って挙げます!

プレシジョンモードボタンを誤って押しちゃう

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MX ERGOには、精密な操作を行う時用に「押すとカーソル速度がめちゃくちゃ遅くなるボタン」が付いています。

このボタンが非常に押しやすい位置にあるので、誤って親指で押してしまうことがあります。

初めの頃はよく誤って押してしまい「あれ、カーソルどこ行った??」状態になっていましたが、最近は慣れてきて押さなくなりました。

公式サイトだと値段が高い

2019年12月4日時点で、ロジクール公式通販サイトではMX ERGOの価格が12,700円となっています。

フラッグシップモデルであることを考えればそこまで割高感もないのですが、どうせなら安く買いたいです。

こういうものはたいてい公式サイトよりも外の通販サイトの方が安いもので、今だとAmazonが結構お安いです。お求めの方は下記からどうぞ。

MX ERGOのレビューまとめ

  • 親指トラックボールの中では過去最高の出来
  • 2年使っても壊れる気配無し
  • 長時間使ってこそ分かるチルト機能の優秀さ

10年前に手首の疲労感からの解放を求めてマウスからトラックボールに切り替えた私ですが、今のところMX ERGOが一番楽だと感じています。

よく「1日の1/3は寝ているのだから、寝具は良いものを買いなさい」と言いますが、それなら私は「1日の1/3はPCを使っているのだから、マウス類は良いものを買いなさい」と言いたいです。

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職場も含めたら皆もそのくらいPC使ってるんじゃない?